5歳の男の子
右上の乳歯に虫歯が認められました。
小児は唾液が多い上に、急に動いて削る器具で舌や頬粘膜を傷つけてしまう恐れがあるため、乳歯の (特に奥歯の)治療にはラバーダム防湿が必須です。
苦しそうにも見えますが、のどに水がたまらないため実際は楽に治療を受けて頂けます。治療中に寝てしまうお子さんも多いです。
ラバーダムに関して、詳しくはこちらのブログをご覧ください。大学の同級生が書いているブログです。
出来るだけ段差のないように充填していきます。
治療後、この写真を保護者の方に見ていただいて簡単に処置の説明を行います。
※初診時は基本的に治療は行いません。レントゲン撮影と説明、衛生士によるクリーニングを行い、問題なく治療ができそうか確認いたします。
小児の場合は、麻酔の注射が出来るだけ痛くないように大人よりもさらにゆっくり時間をかけて行います(大人の患者さんも出来るだけ痛くないように心がけてはいるつもりです・・・)。
予約の時間もある程度余裕を持って確保させて頂きます(45〜60分)
泣いて暴れてしまう等、安全に治療を行うことが難しいと判断した場合は専門の歯科医院を紹介させて頂くこともあります。