正中離開の治療

前歯の隙間が気になるということで治療を行いました。

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正中離開

このような場合、治療の選択肢としては以下のものが考えられます。

①矯正治療で歯並びを改善する

②歯の表面を削って、セラミックの板を貼り付ける(ラミネートベニア)

③歯を一周削ってセラミックの被せ物をいれる

④歯を削らずにプラスチックを充填する(ダイレクトボンディング)

 

今回は矯正は希望されず、できるだけ歯を削りたくないとの希望で、ダイレクトボンディングを行うことになりました。

ラバーダム防湿を行い、まず歯の表面の汚れを染めだして清掃します。

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歯面清掃

表面処理後、充填していきます。

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表面処理

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充填

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形態修正後

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治療前後の比較

ダイレクトボンディング:4〜6万円 /本

 

利点:歯を削らない。1回の治療で隙間を埋めることができる(後日、仕上げ研摩に来院して頂く必要があります)

欠点:セラミックに比べ将来的に着色、変色しやすい。欠ける可能性がある。

 

正中離開の治療についてはこちらもご覧ください。

hashimoto-g-shika.hatenablog.com

 

※現在、予約が3〜4週間後となっています。

初診、急患の方も随時対応しておりますが、基本的に初回は治療を行いません。

初回はレントゲンなどの検査と治療計画の説明、口腔内のクリーニングを行い、2回目以降の診療から治療を行なっております。痛みが強い場合や、詰め物が取れた場合などは初診時に応急処置を行い、2回目の診療から本格的な治療を行なっております。

また、予約通りに通院していただいている患者さんにご迷惑がかからないように、当日キャンセルを繰り返される方、無断キャンセルをされた方は予約をお断りしております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

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